2025/02/12
プレス技術課 仕事紹介!
プレス技術課はどのような仕事をしているのか、部品の見積もりから製造開始までご紹介します。
プレス技術課の主な仕事内容
プレス技術課の担当業務は、「金型の製作推進」「生産中の金型メンテナンス」です。
金型の製作推進・・・当社では、金型の製作を総社工場で行っています。プレス技術課は、総社工場と連携して金型製作の進行を管理・推進します。
具体的には、金型の設計や仕様確認を行い、製作の進捗を把握します。金型が部品の形状や品質を正確に再現できるよう、必要に応じて調整を加えながら製作を進めます。
生産中の金型メンテナンス・・・金型が製作され、工場で生産が始まった後も、プレス技術課は金型のメンテナンスを担当します。金型は長時間使用されると摩耗や変形が発生することがあるため、定期的な点検や修理が必要です。 プレス技術課は、生産中の金型に不具合があれば迅速に対応し、部品の品質が低下しないよう維持し、安定した生産が続けられるようサポートします。
他にも部品の受注が決まった際、プレス技術課はその対応業務も担います
見積り
営業部門がお客様からの見積り依頼を受けると、プレス技術課はその後の見積もり作成を担当しています。プレス技術課では、部品のサイズや、使用する生産設備、そして生産時間などを考慮して見積もりを算出します。これにより、実際の生産にかかるコストや時間を正確に予測し、効率的な生産計画を立てます。
見積もりが完成した後、営業部門がお客様に提出し、条件が合えば正式に部品の受注となります。この一連の流れでは、営業とプレス技術課が協力して、お客様に最適な提案を行い、スムーズな受注活動をサポートしています。
金型製作を依頼
受注が決定した後、プレス技術課は金型メーカーへプレス金型の製作依頼を行います。依頼後は、金型製作の進捗確認や日程管理を担当し、製作が予定通り進むよう細かくフォローします。製作が進む中で、必要に応じて金型の調整や修正を行い、部品の品質を最適化します。
また、プレス金型は当社の総社工場でも製作が可能であり、特に社内で製作する場合は、金型の完成度や生産状況をリアルタイムで確認できるため、製作スピードや品質管理の面でも大きな利点があります。プレス技術課は、外部の金型メーカーと社内工場の両方で製作進行を監督し、最適な方法で部品生産を支えています。
金型のチェック
金型が製作された後、プレス技術課は実際に生産用のプレス機に金型を取り付け、量産に問題がないかを確認します。金型が正確に部品を成形できるか、プレス機の設定や金型の調整に問題がないかを徹底的にチェックします。もし不具合や改善点が見つかれば、再調整を行い、最適な状態に仕上げます。
問題がないことが確認されると、正式に部品の量産を開始します。部品の品質が一定水準を保ちながら、生産ラインがスムーズに稼働するよう、引き続きプレス技術課が監督します。これにより、安定した品質の自動車部品を効率的に供給することが可能となります。
生産フォロー
部品の生産が進む中で、金型の不具合やメンテナンスが発生することがあります。プレス技術課は、このようなトラブル対応も担当しています。具体的には、金型の摩耗や変形、その他の不具合が発生した場合、必要に応じて修理や調整を行います。
自動車部品の生産が計画通りに進み、品質が保たれるようにサポートします。
社員インタビュー
プレス技術課で活躍する若手社員にインタビューをしました!
櫻木 省吾|一井社員インタビュー (ichii-ind.com)記事検索
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